このタイトルは、私の友人のあっちゃんの言葉です。面白い考え方だなあと思って、このブログのタイトルを「エンタメスピリチュアル」にしました。一概にスピリチュアルと言っても、様々なジャンルがあり、星読み(星占い)やカバラ数秘術、タロットカードやオラクルカード、イメージングやヒプノセラピーなど枚挙にいとまがありません。
私はボイジャータロットというカードを使いますが、私自身、信じていません(笑)。いや、自分のカード・リーディングが信じられないと言った方が正確かもしれないです。それに、私の人生、カードなんぞに決められてたまるか!と思っているからです。じゃあ、何で習ったん?2回も!
それは、実際に習ってみて、リーディングをさせてもらって、私は自分で考える方が好きなのだと気づいたからです。
例えば、悩んでいる時にヒントがほしい程度ならカードを引いてみてもいいかもしれません。しかし、最終決断を下すのは自分自身、これがカードや星読みとの距離の取り方ではないかと思います。
私は星読みでいうと、太陽星座は牡羊座、月星座は双子座で、ドラゴンヘッドも牡羊座です。子供の頃、漫画雑誌「なかよし」や「りぼん」の巻末の星占いのページを楽しみにしていました。そして、いいことだけを信じるようにしていましたが、牡羊座の性格分析、これは信じていました。私の性格は典型的な牡羊座だったからです。しかし、時を経ていろんな占い師さんに占ってもらいましたが、占術こそ違うものの、私は他の占術の性格も何故か典型的な分析結果に当てはまるのです。不思議ですよね。ちなみに血液型占いも典型的なO型です(笑)。
他人から分析してもらうのが楽しいのです。欠点すら笑えてしまう。関西人なのでネタになることは大好きです。そして、いいことしか信じませんから、落ち込むこともありません。一番最初のスピリチュアルは星読みだったかもしれません。(宗教は含んでいません。)
私の周囲には占い師さんがたくさんいるのでひんしゅくを買いそうですが。
私がスピリチュアルと本格的に出会うのは20代後半です。それまでは自己啓発にハマって、ありとあらゆる自己啓発本を読みまくりました。(当時、近年人気復活の中村天風先生が流行っていて、天風会に誘われたりもしたなあ。)元々読書好きでもあったので、本屋さん通いも相当やりました。本屋さんにもよるかもしれないのですが、自己啓発本とスピリチュアル(精神世界)の本は近くに置いてあることが多く、私は自然とスピリチュアル本を手に取るようになりました。最初に買った本のタイトルもどういう手法だったのかも忘れてしまいましたが、「心には自分と他人の区別ができない。他人に否定的な感情を持つと自分を否定することになる」というような内容でした。次に手に取ったのが「インナーチャイルド」に関する本でした。しかし、この時はまだインターネットもなく、スピリチュアルを知る友人もおらず、一人で実践したところ、やり方がまずかったのか、なんとノイローゼで通院する羽目になりました。そこで私のスピリチュアル生活は一旦区切りを迎えます。
次にスピリチュアルなものに出会ったのは何歳だったか覚えていませんが、浅見帆帆子ちゃんの「あなたは絶対運がいい」という本でした。「ちゃん」と呼んでいるのは、彼女が年下で、確か当時彼女がわずか24歳だったからです。帆帆子ちゃんの新刊が出る度に買っていました。
帆帆子ちゃんのメソッドを何と呼ぶのか、どのジャンルにカテゴライズされるのかわかりませんが、帆帆子ちゃんの本は私を幸せにしてくれました。スピリチュアルなものに惹かれるきっかけでもありました。
その後、友人のなおちゃんに誘われて、現在の私のメンターである有香ちゃんが主宰するM先生のお話会に参加するようになりましたが、その当時、有香ちゃんが今のような素晴らしい指導者になるとは予想もしていませんでしたが。その頃は地球のアセンション(次元上昇)が話題になっていたと記憶しています。有香ちゃんはイメージトレーナーでもあり、とある有名な先生の実質後継者でもあります。有香ちゃんのメソッドについては後日詳しくご紹介したいと思います。
私の話を挟んだので、時系列が前後しますが・・・。世間では、1970年~1980年代に「エイブラハムの教え」(引き寄せの法則)の元になる思想が広まり、「ニューエイジ」と呼ばれ、「精神世界の探求」がメインで、自己成長や意識拡張がテーマでした。
私がスピリチュアルな世界に足を踏み入れた1990年~2000年代には、「成功と自己実現」の時代が到来し、2006年に出版された「ザ・シークレット」は大ヒットし、引き寄せブームが起こります。
また、「NLP(神経言語プログラミング)」や自己啓発セミナーが流行します。「スピリチュアル=成功法則」のような傾向が強まり、「引き寄せの法則」が広く知られるようになります。
2010年~2020年代には「スターシード」「アセンション」「ツインレイ」などの概念が急増します。量子力学(波動、周波数、多次元世界)を取り入れたスピリチュアルや「風の時代」「宇宙の法則」「目醒め」などのテーマが流行します。「個人の意識の進化・宇宙とのつながり」がテーマになりスピリチュアルがよりポップで日常的なものになりました。
前述しましたが、スピリチュアル=非科学的なものではなく、科学との融合している昨今です。引き寄せは量子論や脳科学で説明できるという視点が増えています。地に足のついたスピリチュアルが求められるようになり、「自己探求」や「自分を愛する」など、現実志向のスピリチ/ュアルになってきています。また、現実志向と言えば、「豊かさの引き寄せ」や「お金のエネルギーの関係」も大変注目されています。
そして、レイキやエネルギーワークも再評価され、心身のバランスを整えることやメンタルヘルスとの関連も深まり、スピリチュアルが「自己ケア」のツールにもなっています。メンタルヘルスと言えば、スピリチュアルな指導者は心理学も学んでいることが多いのも特徴かもしれません。
最後まで読んでくださってありがとうございます。これからは、いろんなジャンルのスピリチュアルに関することや、私の実践のシェアをさせて頂こうと考えていますので、また遊びに来てくださいね!